肛門皮垂・スキンタグ

肛門皮垂とは

肛門皮垂は、別名「スキンタグ」とも呼ばれ、肛門周囲の皮膚のたるみを言います。いぼ痔や切れ痔などによって、肛門が腫れて、腫れが引いた後に皮膚がたるんでシワとなり残った状態です。女性が出産後などに起こることもあり、良性の肛門疾患のおよそ3分の1の合併症として現れることがあります。

肛門皮垂の原因

痔核のうち、内痔核が肛門の外に脱出して戻らない嵌頓痔核や、外痔核が血豆のように腫れる血栓性外痔核、慢性的な裂肛による炎症などが原因となり皮垂が生じます。また、女性の出産後に出来る皮垂は、肛門前方に起こりやすいとされます。

肛門皮垂の症状

皮垂が小さい場合は、自覚症状がありません。皮垂が大きい場合は異物感や違和感があります。排便後にトイレットペーパーで拭くときに邪魔になる場合は、肛門周辺が不潔になるので注意が必要です。

肛門皮垂の検査・診断

特別な検査はありません。一般的な診察にて確認していきます。皮垂の原因であるいぼ痔や切れ痔の有無を確認する際には、肛門鏡を用いた検査を行います。

肛門皮垂の治療

肛門皮垂は良性疾患のため、日常生活に支障がない場合は治療を行う必要がありません。原因となるいぼ痔(痔核)や切れ痔(裂肛)の治療を行います。一度できた皮垂は元の状態には戻りません。皮垂が大きく異物感や違和感がある場合は、外科的切除治療を行いますが、その場合も短期滞在外科手術で済みます。

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